ご本尊・阿弥陀さまの姿のお話の続きです。
この「わたし」のことが心配で座ってみていることが出来なかった、阿弥陀さま。
ただ、お立ちになられただけではないのです。
よーく、写真を見てください。
前のめり、前かがみになっておられるでしょう?
これも、この「わたし」を思うお気持ちが姿に表れているのです。
プロ野球のシリーズ優勝を決める試合、最後の場面。どうですか?
選手や監督は座ってますか?
早く優勝を感じたくて。分かち合いたくて。
体がベンチからグラウンドに出てないですか?
気持ちが体に表れていますよね。
故・野村監督はいつも鎮座しておられましたが(笑)
阿弥陀さまも一緒です。
「あなたを必ず救える仏になったよ」
「わたしにあなたを救わせてくれよ」
「南無阿弥陀仏とわたしの名前を呼んでくれ」
と、前のめりになっておられるのです。
「早くいのちを終えて極楽浄土へ来いよ」ではないですよ。
「いま、南無阿弥陀仏と称え、この願いに出遇ってほしい」と働き通しのお姿なのです。
さて、ウチの次男は手に負えないくらいワンパクで、動き回ります。
お兄ちゃんの真似をして、飛んだり跳ねたり。
いつでも助けに行ける体制になっていますよ。私も、働き通しです(笑)
続く。