18日と19日に、浄土真宗青年僧侶連絡協議会の高岡大会がオンラインにて開催されました。
18日はYouTube配信で「人生をしまう時間(とき)」という映画をみました。
下村幸子監督作で、森鴎外の孫である小堀医師の訪問(在宅)医療のドキュメンタリー映画です。
終末期を迎えられた患者さんとご家族に言葉だけではなく、心から寄り添う姿に、
我が身を振り返り、私自身の問題点と課題をいただいたように思います。
19日は、北海道・東京・高岡・広島・備後・四州・山陰・福岡教区の青年僧侶の方々とzoomとYouTube配信で、
下村幸子監督と東京工業大学の上田紀行先生の講演を聞かせていただきました。
高岡教区の青年僧侶の会は40歳以下で構成されています。
私は退会しておりますので、準備段階には関わっておりません。
仲間達は1年間、コロナ禍で何度も会議を重ね、慣れないオンラインでの研修会を見事に成功させました。
想像を絶する苦悩と苦労があったことと思いますが、真剣な眼差しと、キラキラ輝いてみえる姿には、少し嫉妬してしまいました。
寺院を取り巻く環境も、ますます厳しさを増しています。
そんな中で、同じ悩みを持ち、教えを大切にして、1人でも多くの方々に手渡していこうとする仲間がいることを心強く思います。
この研修会を決して無駄にしないように、今後の歩みに生かしていきたいと思います。