昨日、病院で術後の鼻の消毒をして帰ると、かわいい集団がいました。
先生と園児と30人くらいで散歩をしておりました。
集団の先頭で手を繋いでいるのは、長男と二男。
先生方にも声をかけて、せっかくなので本堂に上がってもらいました。
みんなで阿弥陀さまに手を合わせました。
せっかくのご縁ですので、子ども達に向けて、仏さまのお話をしなければ!と思い、
阿弥陀さまの姿のお話をしました。
「この仏さまは、どんなかたちしてる?」
聞くと、「立っとる!」
元気に答えてくれました。
「そうだよ、みんなのことがねぇ、心配ですわっていられない!」って立っているんだよ。
四十八願の中の三番目の願い、悉皆金色の願の話もしました。
法蔵菩薩は「すべての人のいのちが輝くことがなければ、わたしは仏にならない!」と誓われました。
そう誓わねばならないのは、すべてのいのちが輝くことがない現実があるからです。
願成就して、阿弥陀さまのからだが金色に輝くのは、「一人一人のみんなのいのちが大切だ」って、ことなんだよ。
ちょっと飛躍した話になったかもしれませんが、
「みんなのいのちは、願われている尊いいのちだよ」と伝えました。
3歳〜6歳までの園児さんですので、伝わったかどうかわかりませんが、本当に有難いご縁でした。
阿弥陀さまも喜んでおられるように感じました。