一昨日、本願寺高岡会館で瓜生崇先生の講演がありました。
「なぜ人はカルトに惹かれるのか
コロナの時代の宗教」という講題でした。
瓜生先生は、この射水市にある「親鸞会」の講師をしておられた方です。
その後「親鸞会」の誤りに気づき、現在は大谷派の住職であり、多岐にわたる活動をしておられます。
深い考察と語りから伝わる熱意は、すさまじいものがあります。
先生の以前所属しておられた団体が、カルト団体かどうかは意見が分かれる所でしょう。
しかし、新聞や広告、SNS等の発信などをみると巧みだなぁと感じます。
そして色々と問題はありますが、熱意を感じます。
その熱意だけは、本願寺教団も見習わなければならない所だと個人的に思います。
同じ親鸞聖人を大切に仰いでいく団体ならば、共に歩んで行くことはできないのだろうか?
そんなことも考えてしまいます。(難しいかな?)
宗教によって人は救われても、宗教によって人生を狂わせてはなりません。
微力な私にできるのは、多くの先達方の拠り所となってきた「南無阿弥陀仏」を1人でも多くの方に届けることです。
山登りに様々なルートがあるように、宗教も様々な教えがあります。
浄土真宗以外にも素晴らしい教えはたくさんありますが、中には気をつけなければならない団体もありますので、注意してくださいね。