梅雨がはやくも明けてしまいました。
日差しが1ヶ月先の強さに感じます。
水分を摂って、適度に冷房を
使用して乗り切りましょうね。
今月の言葉はコレでした。
以下、解説を読んでいただけると
幸いです。
【住職のひとりごと】
この言葉は、豊島学由という
宗門で有名な先生の言葉です。
所属寺は覚円寺!
覚円寺と言う寺号は比較的少ないので
勝手に親近感をいだいていました。
さて、みなさんは
どちらに当てはまりますか?!
私は当然、前者ですね。
「あれが無くなった、これを失った。
もう戻ってこない、どうしよう」
嘆いてばかりの日々であります。
失ったものを数えては、凹んでおります。
あっ、失って喜ぶものも見つけました。
体脂肪!(笑)冗談はさておき・・・
仏教では苦しみの元は
執着(しゅうじゃく)であると言います。
意味は執着と一緒です。
今あるものを永遠に
我がものであると思い込み
離したくないし離れたくない。
若さ、健康、家族、財産などなど。
でも、考えてみて下さい。
悲しいかな
全てが必ず離れていくものです。
どれだけの徳や財を積んでもです。
それが事実である以上
少し考え方を変えてみませんか?
まずは与えられたものを
数えることから始めましょう。
引き算より、足し算の人生で!
辛いこと、悲しいこと沢山あるけれど
少し肩の力抜いて
ゆっくりと歩いて行きましょう。