今年も砺波市の真光寺さんで
報恩講の布教のご縁をいただいております。
お昼は「割子のおとき」
精進料理です。
親鸞さんが好きだった、小豆
親鸞さんの傘に見立てた、しいたけ
杖に見立てた、ごぼう。などなど。
コロナ禍で会食がなくなり
報恩講のおときも各地で
消えつつあります。
覚円寺の婦人会のみなさんが
作って下さるおときも、とても美味しい。
しかし、コロナ禍以降は中止しており
今後は担い手不足で
目処が立ちません。
大切な文化が失われつつあります。
何処も同じ悩みだとは
わかっていても、先達方が
紡がれてきた習慣がなくなることは
悲しいことですね。
以前は当たり前すぎた「割子のおとき」
今日は有り難いなぁと感じながら
美味しくいただきました。