今月はこの言葉でした。
昨年の6月に出来上がっていたのですが
何故か出せずにいました。
それくらいセンシティブな
言葉だし、内容です。
また、お参りに伺ったお宅で
「今月はいつもと趣きが違う」と
言ってもらって、色々と深く話せる
きっかけになりました。
以下、読んでもらえると幸いです。
【住職のひとりごと】
昨年お亡くなりになられた
有名人の中で、
とくにショックを受けたのが
「くるりんぱ」「聞いてないよ〜」で
みんなから愛された、
上島竜平さんの死です。
誰にも想像できないほど
悩まれたんですね。
苦しかったんですね。
辛かったんですね。
報道を受け、
亡くなり方の是非を
問う意見がありましたが、
それは無意味です。
何故ならば、
臨終によってその方の人生の
価値や意味が
変わることはないからです。
どんな最後であっても
「尊い人生を歩んでくださいました。
ありがとうございました」
と、最高の敬いをもって、
送らせてもらいたいものです。
でも・・・辛いですね。
「みんな、いつか死ぬ。
急がなくていい。
慌てる必要ないんだよ」
とも言われた方も。
多分、それも本人はわかっておられる。
全部、全部わかっておられるはずです。
とっさにボタンを一つ
掛け違えられたんでしょう。
そうとしか考えられません。
今月の言葉には、
大変共感いたします。
本当にツラい時は、逃げてもいい!
無責任かもしれないけれど
声を大にして言いたい。
必ずあなたの居場所は
どこかにあります。
そこでは咲けなくても、
花開く場所はある。
逃げ回っても、
全然格好悪くなんかありません。
だからどうか、
生きてください。