今日は昼から雪吊りを外しました。
子どもたちが戦力になります。
3月中に出来て良かった。
でも灯籠は倒れたまま。
さて、今月の言葉はコレでした。
最後の数行は本来はなかったんです。
でも入稿しようと確認した時に
地震の被害や苦悩の方々を想うと
傷つく方もいるかもしれないと思い
付け足しました。
以下、どうぞご笑覧下さい。
【住職のひとりごと】
もうすぐ春を迎えます。
新たな進路が決まり、
希望に満ちている方もおられるでしょう。
一方で、意に沿わない転職や異動など、
厳しい決断を下した方もおられるはずです。
人生とは思い通りにならないことが大半で、
それをお釈迦さまは「苦」と言われました。
その「苦」を乗り越えていく方法は
いくつかあるはずで、
人によっても様々です。
今月の言葉は、
事実は変えることはできないけれど、
ものの見方を変えることで
「苦」を引き受けて生きていくことを
教えてくれているような気がします。
世間一般で言う
「ピンチはチャンス」
ということでしょうか?
目の前に立ちはだかる困難が
「壁」であると捉えたとき、
そこで歩みは止まります。
そして、これまで歩んできた道を
振り返ってはまた、苦しむのでしょう。
しかし、その困難を「扉」と捉えたならば、
たとえ「カギ」が掛かっていたとしても、
「カギ」を探す新たな旅が始まり、
人生に可能性と深みが出てくるはずです。
そうは言えども本当に苦しいときは、
ただ「壁」の前で立ち尽くし、
新たな「扉」と思えるまでには、
時間もかかってしまうかもしれません。
ゆっくりでもいいですよ。
マイペースで少しずつ、
前に進んでいきましょう。