能登半島地震から
4か月が過ぎました。
本堂の落下した欄間や
崩落、亀裂の入った漆喰や土壁は
修繕を終了。
しかし、地震直後から
気になる箇所はありました。
本堂の外陣の天井板です。
※みなさんがお参りされる場所
この写真のような
穴が空いていました。
揺れで被害があったならば
割れたりするはずです。
なぜ、穴なのか?
大工さんに本堂屋根裏に
上がってもらいました。
すると、大変なことが起こっていました。
耐震補強のために筋交に入れていた
鉄筋が全て外れて
ワイヤーが全て切れていました。
銅線の太いワイヤーがプッツリ
切れるのですから
とんでもない揺れだったことが
わかります。
ワイヤーが外れた拍子に
天井板に当たり、破損したわけです。
今後、あのような揺れがあれば
本堂倒壊の可能性もあるとのことです。
現在、足場を組んで
早急に工事に入ってもらっています。
大きな工事になりますが
本堂を護るための必要な工事です。
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