2024年11月11日

五十回忌の法要


IMG_0098.jpeg


昨日は午前中が
ご門徒さんの五十回忌、
午後からは、参り合いのお寺さんの
五十回忌でした。


ご門徒さんの五十回忌では
84歳の東京から来られた方が
「父の五十回忌を勤められるなんて」
と感慨深く話されました。


また、私の拙い法話を聞いてくださり
「こんな話は東京じゃぁ聞けないなぁ」
とぼそっと呟かれました。


東京でも聞けるのですが
喧騒の中で場所が
埋もれているのかもしれません。


また、午後からの五十回忌。
北海道から来られた方が
最後の挨拶で号泣されました。
「父の法事を勤められました」と。


どちらも胸が熱くなる五十回忌。
法話の冒頭で話したことは
「五十回忌になると、懐かしい方も
 おられるだろうし、顔も声も
 知らない方もおられることでしょう。
 だけど、その方がいなかったら
 この場がないことだけは事実です」
ということです。


最近、あまり勤められなくなった
五十回忌。


いのちを「訪ねる」ことにおいて
本当に大切な、ご法縁です。


posted by 覚円寺 at 16:53| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/191135097

この記事へのトラックバック