2025年03月27日

ざるを水の中に浸す


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昨日は研修会、会議の
トリプルヘッダーでした。


14:00〜16:30
【課題に基づく法話の研修会】
見たこともない、
触れることもできない、
浄土をどのように語るのか
栗山先生の深い考察の上から
学ばせていただきました。


17:00〜18:30
【ウクライナ人道支援の会】
これは時間の都合上、欠席。
申し訳ありません。


19:00〜21:00
【新湊組 御同朋の社会をめざす運動】
ジャーナリストの堀江節子先生より
著書「黒三ダムと朝鮮人労働者」を基に
講演を聞かせていただきました。


黒部のダム建設には
多くの朝鮮人の方が従事しておられた事
それは、死と隣り合わせだった事
にも関わらず、町誌には
従事者の名前に記載されなかった事など
初めて耳にすることばかりでした。


いい歳して
本当に知らないことばかり。


そして、聞いても忘れるのですが。
でも聞き続けたいと思います。


ある人が蓮如上人に言いました。


【ある人】
仏さまのお話を聞いても
ざるに水を注ぐようで
全く私の中に残っていません。
どうしたものでしょうか?


【蓮如上人】
それなら、そのざるを水につけよ。
つけておけば、ざるの中は
水で常に満たされているであろう。


世間の話も。仏法の話も。
常に「聞く」ということを
意識していきたいと思います。



posted by 覚円寺 at 11:21| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ
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