2026年03月11日

いのちのおにぎりA


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相馬地方は富山県からも
多くの方が移民した、という歴史もあり
高岡教区との交流が始まりました。


放射能の影響で田畑も荒れ
作物もとれない。


じゃあ、お米を送ろう!という
企画が持ち上がり、
教区内の寺院、門徒さんに
お米の支援をお願いすることになりました。


氷見市、高岡市、射水市
南砺市、砺波市、小矢部市から
続々と集まってきました。


予想以上のお米が集まり
配送業者と4トントラックに分けて
富山米を相馬地区に届けました。
大変、喜んでくださいました。


2014年2月、東北地方を
大寒波が襲います。


寒波の影響で立ち往生が発生。
2日間、動かなかったようです。


国道沿いの松川仮設住宅にいた
飯舘村の方々。


自分たちに出来ることはないかと
止まっている車のドライバーに
おにぎりを作って配りました。


中には糖尿病を患うドライバーがいて
低血糖症になる手前だったよう。


そのおにぎりにより
回復に向かったようです。


「これまで助けてもらってきたから
 何か恩返しがしたかった」と村の方々。


そして、そのおにぎりのお米は
彼らのルーツである富山米。


富山の門徒さんたちから
繋がった、温かいおにぎりだったのです。


この話を聞いた広島の方が
紙芝居を作成されました。


また、この話は
「いのちのおにぎり」と題され
小学生6年生向けの
道徳の教科書にも掲載されました。
今も載っているのかな?


いま世の中は殺伐としています。
世界を見ても。身近を見ても。


「今だけ、金だけ、自分だけ」は
もうやめて、受けたご恩を送り合うような
世の中になればいいなぁと思います。


あの日を思い出して。
合掌。なまんだぶつ。


posted by 覚円寺 at 13:23| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ
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