2023年01月31日

掲示板の言葉 2023年1月


D45E93AB-4217-49D5-8F07-1B6FDDC12DD3.jpeg



2023年1発目の
掲示板の言葉でした。


みなさん、「ブラボー」には
お腹いっぱいかもしれません。


しかし、年始めなので
勢いをつけてくれるような
明るい言葉にしました。


以下、読んでいただけたら
幸いです。


【住職のひとりごと】


聞き飽きておられるかもしれませんが、
新年なので今月は明るく前向きに。


暗い話題が多い中、
W杯日本代表の躍進に
元気をもらいました。


中でも、年長者・長友佑都選手の
「ブラボ!」 
何度口にしたでしょう。 


ドイツに勝ち、
次戦のコスタリカに負けた後に、
長友選手はインタビューで
こう答えています。


「僕も人間だから
   弱さもあるし怖さもあるし、
   ネガティブになることも
 あるんだけど。
   思考だったりをポジティブに
 変換するという一つの
 技術を使えるようになっている、
 という部分はある」


つまり、「ブラボ」を
あえて出すことによって、
その言葉の力で自分を
鼓舞しているということです。


「ブラボ」は他者への賛辞でもあり、
自己肯定の言葉だったんですね。


まずは、声に出すことが大切なんです。


さて、「南無阿弥陀仏」も
自己肯定の言葉です。
決して、呪文ではなく
死者のみに向けられる
言葉でもありません。


私のいのちは願われている。
そして、かけがえのないものであると
「南無阿弥陀仏」から知らされます。


だから、称えましょう。
小さい声でも。大きな声でも。


響かせましょう。
轟かせましょう。
「ブラボ」のように。


posted by 覚円寺 at 16:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 掲示板の言葉

2022年12月30日

掲示板の言葉 2022年12月



A09D8862-FCB2-48B1-B694-1BB9CE9BF72F.jpeg

今月の言葉でした。
いよいよ今年も残すところ
僅かになりましたね。


やり残したことはありませんか?
私は年末ジャンボを買い忘れました。


てことは、今年も当たらない
ということですね。


以下、読んでいただけたら
嬉しいです。


【住職のひとりごと】

先月「ぎふ信長まつり」が開催され、

キムタクが織田信長に扮して

行列に参加しました。

その経済効果は150億円!すごい。

カッコ良くて、華があって、

お金もいーっぱい持っておられるんでしょうね。

うらやましい…と思っても、

私は絶対キムタクにはなれませんね(笑)

でも、キムタクは

キムタクである喜びもあれば、

深い悩みもお持ちでしょう。

今月の言葉は、お釈迦さまの

「天上天下唯我独尊」と似ています。

お釈迦さまが生まれてすぐに、

語ったとされる言葉です。

この言葉は、勘違いされていますが、

決して独善的なものではありません。

「我」はお釈迦様ご自身のことでもあり、

私のことでもあるのです。

つまりは、私のいのちは

決して比べられるものではなく、

そのままで尊いのだという

「いのちの尊厳」を宣言されたのでした。

比べるから、競い合うから、

しんどいんです。

あなたはあなたで尊い。

あなたはあなたのままで、

輝いている。

それを、あなた自身が

認めてあげるだけです。

そんなあなたを見たら、

キムタクも嫉妬しますよ。きっと。


posted by 覚円寺 at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 掲示板の言葉

2022年11月30日

掲示板の言葉 2022年11月


D9364768-74FB-458D-88B3-A0211D460A8E.jpeg


今月の掲示板の言葉はコレでした。


法語ではありませんが、
住職を継職したということで
決意を込めて。


いつか、僧侶になってくれるだろう
息子たちにも伝えたいと思います。


【住職のひとりごと】


中央仏教学院という学校で
大八木正雄という先生に出遇いました。


毎朝、始業前にお勤めがあり、
指導してくださる先生です。


先生は同じことを何度も言われました。
以下の言葉です。


「卒業してお寺に帰ったら、
 多くの方があなたに手を合わせ、
 頭を下げられるでしょう。

 でも決して勘違いしてはいけません。
 それはあなたが偉いからじゃないですよ。

 あなたが身に着けている
 袈裟・衣、そして教えが尊いから
 人生の大先輩方が頭を下げ、
 手を合わせてくださるんです。

 絶対に間違ってはいけません」


私はこの言葉を、
僧侶としての座右の銘にしています。


これからも大切にしていきますし、
決して忘れることはないでしょう。


親鸞聖人の教えである「御同朋、御同行」


お寺はみんなのものです。
そして、お寺は教えを聞く場所です。


そこに上下なんてあるはずがありません。


まずは住職である私が、
聴聞をする姿勢を示していきます。


先月の住職継職法要を終え、
みなさまに決意表明です。


一緒に集い、共に聞いていきましょうね。


posted by 覚円寺 at 12:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 掲示板の言葉

2022年10月31日

掲示板の言葉 2022年10月



F0EB40FC-2FA8-4C04-B5A6-648C7E7EDFE0.jpeg


今月の掲示板の言葉でした。


大法要があって、多くの人へ配るので
響け〜届け〜と思って書きました。


読んでいただければ幸いです。


【住職のひとりごと】


これまで何度、一言で救われ、


一言で傷ついてきたでしょうか?


そして考えてみると、


私が発する一言が


これまでどれだけの人を


傷つけてきたのでしょうか?


思わず、汚い言葉が出てしまいます。


それでも、意識して絶対に使わないと


決めている言葉があります。


例えば、「死ね」「消えろ」であったり


「使えない奴」という言葉。


これらは誰かの「居場所」を奪う、


恐ろしい言葉です。


居場所を奪われるということは、


孤独であるということと同意義です。


孤独とは、無人島で一人ぼっちに


なってしまうようなものなのか?


それもありますが、


「本当の孤独」とは、


群衆の中で孤立することです。


誰からも見てもらえない、


認めてもらえない。


存在を全否定される。


もしかしたら、


経験されたことがあるかもしれません。


また、今この孤独と闘っている人が


いるかもしれません。


ダマされたと思って。


胡散臭いと思ってもいいから。


辛かったら「ナモアミダブツ」と


口にしてみませんか?


全てのものが離れても、


仏さまはあなたを見捨てません。


ほらここに、


ちゃんとあなたの「居場所」がありますよ。

posted by 覚円寺 at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 掲示板の言葉

2022年09月30日

掲示板の言葉 2022年9月



6E1CB200-B8FB-4046-A735-29350139D9F6.jpeg


今月の掲示板の言葉でした。


先日、ご門徒さんからLINEで
写真が届きました。


D27D33DD-1CA9-455B-BB45-57E6613298AA.jpeg


何と、ご自宅のトイレに張って
用を足しながら見てくれているそうです。


本当に報われます。
ありがとうございます。


【住職のひとりごと】

寂しいことに
息子たちの将棋ブームは
瞬く間に去りました。


いつでも再開できるよう
将棋盤は茶の間にあります。


さて、将棋の言葉で
「成る」というものがあります。


自陣では最弱の「歩」も。
一度行ったら帰ってこられない「香車」も。
変則な動きしかできない「桂馬」も。


相手陣地に入ると「成り」ます。
成るとみんな「金」と
同じ能力を持った駒になるのです。


仏教は成仏道です。
みんな、仏さまに
「成らせて」いただく教えです。


生まれも性格も能力も
みんなバラバラの私たち。


そんな私たちが
お浄土で同じ仏さまに
成らせてもらうんです。


それぞれの努力(善行・功徳)によって
成仏を求めるのであれば
みんな違う世界へ行きます。


中には成仏できない人も
いるでしょう。


でもそうじゃない。


お浄土からの招待状が今
「南無阿弥陀仏」の声になって
ここに届いているんです。
必ず仏に「成らせる」と。


相手陣地に行けば
裏返り「金」を名乗れますが
初めから「金」と
書いてあるじゃないですか。


合格通知はもう手元にあるんです。


それを大事にしながら
共に歩んでいきましょう。





posted by 覚円寺 at 10:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 掲示板の言葉

2022年08月31日

掲示板の言葉 2022年8月



A07D4F4E-626F-4AC0-9934-3895320FA89E.jpeg


8月の掲示板の言葉はこれでした。


お盆には若い方も沢山
墓参りに来られます。


その人たちに
短い言葉で
印象に残ってもらう言葉を
8月は選んでいます。


覚円寺の掲示板をみて
インスタに投稿して下さった方も
おられました。


1人でも何かを感じていただけるなら。
これからも続けていきます。


【住職のひとりごと】


1985年8月12日に起きた
「日本航空JAL123便墜落事故」を
覚えておられる方は多いでしょう。


当日には必ずニュースになります。
これは、単独事故としては世界で最も
犠牲者の数を出してしまった
航空機墜落事故で、
520名もの尊い命が失われたそうです。


なんと明石家さんまさんは、
この飛行機に乗る予定だったのです。


しかし、仕事の収録が
早く終わったため、予定を変更。


一便早い飛行機に振り替えて、
奇跡的に事故から免れました。


事故以降、さんまさんの座右の銘は
「生きてるだけで丸もうけ」。


娘さんの名前、「いまる」の由来は
ここにあると言います。


四苦八苦=生老病死、愛別離苦、
     求不得苦、怨憎会苦、五蘊盛苦。


人生、うまくいかないことだらけです。
思うようになりませんね。


誰もが背負わなければならない
「四苦八苦」を背負いたくない、私。


絶対に否定できるはずもない
「四苦八苦」を否定したい、私。


お釈迦さまは
「その心がさらなる苦しみを生み出すのだ」
 と言います。


つらいときは、
さんまさんの言葉を
思い出してみてください。


そして、お釈迦さまの
真実を見抜いた言葉に
出遇ってみてください。


少しだけ、
肩の荷が下りるかもしれませんよ。



posted by 覚円寺 at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 掲示板の言葉

2022年07月31日

掲示板の言葉 2022年7月


03847481-B5E7-4A06-AFCF-AB0319E9DDB2.jpeg


今月の掲示板の言葉はコレでした。


いつもは、言葉を決めてから
「住職のひとりごと」を考えます。


ですが、今回は逆でした。
「住職のひとりごと」が先に完成ました。


偽りのない私の本音です。


以下、読んでいただけたら幸いです。


【住職のひとりごと】


今月は相田みつをさんの言葉です。
よく目にする機会があると思います。


さて、私たちはそれぞれの
「ものさし」を持っています。


この「ものさし」は、
蓄積された経験や知識から製造されます。


そう、世界には70億の
「ものさし」があるのです。


それが正しいものであると思い込み、
それで物事を測ろうとするから、
争いがおこります。


メモリのずれた、曲がったものでは
正確に測ることができません。


さらに私の「ものさし」は
状況で変化する、都合のいい
「ものさし」ではないですか?


先日「秘密のケンミンショー」という番組で
「氷見うどん」特集がありました。


舌の肥えた芸能人たちが、
感動しながら食べておられました。
私はヨダレが出ました。


お寺には
「氷見うどん」がたくさんあります。
引き出ものでいただくためです。


ですので、お昼ご飯によくいただきます。
正直に申しますと、飽きることがあります。


もったいない話です。番組翌日のお昼。
どうしても「氷見うどん」が食べたい。


食べると、特別に美味しい。
いつもと同じうどんなのに。
うどんが輝いていました。


本当に簡単に変わってしまう、
単純な私の「ものさし」です。
危ういですね。


そんな中、変わらない
「ものさし」があります。
仏さまの「ものさし」です。


どれだけ時代が経っても
世の中が変わっても、
この「ものさし」だけは変わりません。


この「ものさし」を行動基準、
判断基準にしてみませんか?



6EA9DCBC-B46C-4BF5-AF14-E7AA982E9CA1.jpeg

posted by 覚円寺 at 10:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 掲示板の言葉

2022年06月30日

掲示板の言葉 2022年6月



8BF7323F-B535-4CAF-8A91-A7A2E5D73FB1.jpeg


梅雨がはやくも明けてしまいました。
日差しが1ヶ月先の強さに感じます。


水分を摂って、適度に冷房を
使用して乗り切りましょうね。


今月の言葉はコレでした。
以下、解説を読んでいただけると
幸いです。


【住職のひとりごと】


この言葉は、豊島学由という
宗門で有名な先生の言葉です。


所属寺は覚円寺!
覚円寺と言う寺号は比較的少ないので
勝手に親近感をいだいていました。


さて、みなさんは
どちらに当てはまりますか?!
私は当然、前者ですね。


「あれが無くなった、これを失った。
 もう戻ってこない、どうしよう」


嘆いてばかりの日々であります。
失ったものを数えては、凹んでおります。


あっ、失って喜ぶものも見つけました。
体脂肪!(笑)冗談はさておき・・・


仏教では苦しみの元は
執着(しゅうじゃく)であると言います。
意味は執着と一緒です。


今あるものを永遠に
我がものであると思い込み
離したくないし離れたくない。


若さ、健康、家族、財産などなど。
でも、考えてみて下さい。


悲しいかな
全てが必ず離れていくものです。


どれだけの徳や財を積んでもです。


それが事実である以上
少し考え方を変えてみませんか?


まずは与えられたものを
数えることから始めましょう。


引き算より、足し算の人生で!


辛いこと、悲しいこと沢山あるけれど
少し肩の力抜いて
ゆっくりと歩いて行きましょう。



posted by 覚円寺 at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 掲示板の言葉

2022年05月31日

掲示板の言葉 2022年5月


12F44915-8029-4B3C-B922-D47602FF8AE8.jpeg


五月の掲示板の言葉はコレでした。


以下、解説を読んでいただけたら幸いです。


【住職のひとりごと】

今月の言葉は
ポップで親しみやすいものですね。
でも、よく見ると厳しい。


みなさんは、自分の寿命を
何歳くらいまでだと思っていますか?


おそらく、大病を患っておられない方は
平均寿命位を考えておられるでしょう。


「明日ありと思う心のあだ桜
 夜半に嵐の吹かぬものかは」


親鸞聖人が得度の際
9歳で詠まれた歌です。


満開の桜は一晩の嵐で
簡単に散ります。


私のいのちも
明日かもわからないし
100歳を超えるかもしれない。


いつまでもあると思ったら
これは大きな間違いである
と、教えてくださいます。


お酒もそうですね。
お酒を多少(多量?)
たしなむ私にはわかります。


あると思っていた酒が
いつの間にか、残り僅か。


でも、寂しさと同時に
僅かだと知ることができたからこそ
より大切に、味わい深く
いただくことができます。


人生も酒も
確実に終わりに向けて
進んでいます。


もう少しで空になりそうな
一生懸命に生きてきた人生を
振り返ってみて


「何のために生れてきたのか」
「この人生、一体何だったのか」
と、なげくのは寂しくないですか?


お寺に参る歳(まだ早い)とか
仏教は死んでからの教えだと
思っていませんか?


それは大きな誤りです。


なぜならば、仏教とは
「今」を生きる
私のためにあるものなのだから。



posted by 覚円寺 at 08:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 掲示板の言葉

2022年04月30日

掲示板の言葉 2022年4月



91B6EF4E-3EDB-41DF-959C-FD500A83A218.jpeg


4月はこの言葉を掲示してありました。


合掌は人間の動作の中で
1番美しく尊い姿勢です。


手を合わす意味を今一度
一緒に考えましょう。


【住職のひとりごと】


2月24日に始まった
ロシア軍によるウクライナへの侵攻。


連日、罪のない多くの命が
理不尽に奪われております。


悲しく、ただただ心が痛みます。
戦争は涙と憎悪しか生み出しません。


絶対にあってはならない出来事が
現実として起こっています。


なぜ、尊い命同士が殺し合わなければ
いけないのでしょうか?


私たちは誰かを殺すため、殺されるために
生れてきたのでしょうか?


正確な判断のできない相手には
話は通じないのかもしれません。


しかし、何とか話し合いの上で
終戦に向かいますことを、強く望みます。


さて、「いがむ」と「おがむ」。
一字違いではありますが正反対の意味です。


人間の手は
核のボタンを押すためにあるのでしょうか。


武器を持ち
誰かを殺めるためにあるものでもなければ
インターネットで誹謗中傷を
書き込むためにあるものでもない。


これ以上「いがみ合う」ことは
やめましょうよ。「拝み合い」ましょうよ。


「拝む」合掌礼拝の行為は
仏教発祥の国インドから伝わりました。


手を合わせて「ナマステ」と
挨拶をすることは
相手に対する尊敬を意味します。


また、危害を与えない
(武器を持っていない)ことを
表現しています。


彼の地で起こっている悲劇は
他人事ではありません。


まずは私自身、あなた自身から
「拝み合い」の生活を
始めてまいりましょう。


posted by 覚円寺 at 10:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 掲示板の言葉